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カテゴリー:屋久島の本

海にむけて般若心経を称えるhttps://www.youtube.com/watch?v=f72jO5c3fAY

9年前、3.11東日本大震災の直後、この「梵語般若心経」に出会いました。

生まれ故郷宮城県の海岸沿いを歩きながら、繰り返し橋本治子さんの歌う「サンスクリット語 般若心経」を聴いていました。

そして今では、屋久島の海にむかってもこの曲が頭の中に流れます。

そんなところ、最近山尾三省さんの詩を紹介する音声動画をつくっていますが、その詩集の中に「海へむけて般若心経を称える」という詩をみつけました。

「般若心経」は元より他の「経」も知らずといったそれまでの生活でしたが、この橋本治子さんの称える(歌う)般若心経には魅かれるものがありました。

なおこのCDは「大阪西成区 参学寺」で検索していただくと申し込みフォームがあります。

山尾三省さんの詩集「五月の風」は野草社(新泉社)で購入できます。

島内では「椿商店」で取り扱っています。

コロナによってわたしたちは「価値観の変換」を余儀なくされています。

どう変換するのか、何を価値と定めてこれからやっていけばいいのか…。

もしわからなさの中で不安を感じているのなら、是非聞いてみてください。

「価値観を変換」する前に「感覚を返還」することが先であることに気づくかも知れません。

今回の「一日暮らし」は大寒の頃に「春を待つ気持ち」と共にうたわれたものであり、今はどちらかと言うと「冬至前の寒さの入り口」の季節です。

時期的には、この詩をアップするのは少し早いかなとも思いましたが、どうしても今この詩を届けたい誰かがいるような気がしています。

三省さんの詩に遠藤誠一さんが作曲し歌っている「一日暮らし」も一緒に入れてみました。

屋久島で生きた詩人山尾三省さんの詩の朗読と、それにまつわる話しの録音を下記のYouTubeサイトからお聞ききいただけます。

「火を焚きなさい」より

山に住んでいると https://www.youtube.com/watch?v=C5hzqb-Y9Wo

三省さんの詩の中でも好きな詩のひとつです。

「詩」とは共通感覚をベースにして、違った視点を与えてくれるもの。

そして世界を広げてくれるもの、だから「詩」は体験なんですね。

屋久島で生きた詩人山尾三省さんの詩の朗読と、それにまつわる話しの録音を下記のYouTubeサイトからお聞ききいただけます。

「五月の風」より

「石」https://www.youtube.com/watch?v=fjbiDPSFtus

石になる、木になる、水になる、そうやってわたしたちは「いのち」に近づいていくのかな。